まっさんのなんでもブログ「大災害が発生すると町会に加入していない人は助からない可能性が!?」
災害大国ニッポン!!
【日本ではさまざまな大災害が発生】
災害級の大雨に土砂崩れ、台風の巨大化、巨大地震に大津波、火山噴火、更に、ウィルス災害に人災などなど、挙げればきりがないほど発生する大災害。
【本当に町会に加入しなくて大丈夫!?】
近年、町会に加入しない未加入者が激増していますが、今一度、考え直してみてはと思います。
ネットで調べると「町会に入ってメリットある?」とか「町会の役員めんどくさい!!」などの投稿をよく目にします。
そのように考える方の多くは、「何かあったら市役所や警察や消防救急がなんとかしてくれる」と思っているのではないでしょうか。
防災士の私に言わせれば、町会加入はメリットだらけです。
逆に町会に加入しないのはデメリットでしかありません。
実際には、災害発生時、特に大規模な場合、行政機関も被災し、その機能が麻痺することがあります。これにより、迅速な情報伝達や支援が難しくなり、被災者への支援が遅れる可能性があります。
【災害発生時、行政機関は機能しない可能性がある】
行政の機能麻痺の例としては、以下の通りです。
(情報伝達の遅延)
災害により通信網が寸断され、情報が正確かつ迅速に伝わらなくなることがあります。これにより、住民は避難情報や被害状況を把握できず、適切な行動が取れない可能性があります。
(支援活動の遅れ)
行政職員も被災し、人員や物資が不足することで、救助活動や避難所の運営、物資の配布などが滞ることがあります。
(インフラの寸断)
電気、ガス、水道などのライフラインが寸断されると、行政機関の活動も困難になります。例えば、停電により情報システムが停止したり、給水が困難になり、避難所の運営に支障が出たりすることがあります。
【町会加入者が助かる可能性が高くなる理由】
町会では町籍簿の管理をしています
・町会加入時に家族構成などを登録しています。
・家族構成が変わるたびに町籍簿を更新しています。
・互いに個人情報を共有して信用を担保しています。
・事件や災害が発生した時に町籍簿を元に安否確認をします。
・事件や災害が発生した時に町籍簿を元に行政機関に情報提供をします。
町会では防災訓練をしています
・安否確認訓練
・救出訓練
・消火訓練
・人命救助訓練
・避難訓練
・避難所運営訓練
・情報提供
・給水訓練
町会に加入していない人の多くは「町会にはメリットがなく、めんどくさいから加入しない、町会に関わりたくないし、私たちに関わらないで」と、多くの方が考えていると思います。
町会に「加入する」か「加入しない」かは「権利」です。
町会に加入しないという選択も個人の自由であり「人権」として尊重しないといけません。
逆に言えば「町会にはメリットがなく、めんどくさいから加入しない、町会に関わりたくないし、私たちに関わらないで!!」と考えて町会に加入しない人に対して、町会加入者が善意で関わろうとすることは「人権侵害」になりますので、事件や災害が発生しても関わってはいけないのです。
極端な表現かもしれないですが、阪神大震災レベルの大災害が発生して、町会未加入者から「子どもが倒壊家屋の下敷きになっています助けて下さい!火が迫っています!!」と叫ばれても助けない可能性があります。
なぜかと言うと、先ほども述べた通り、それは「町会に加入しない」という「権利」を行使する人に対して「人権侵害」になるからです。
また、町会に加入して、普段から災害発生時には互いに助け合おうと訓練している町会加入者を助けるのが先決だからです。
【以下のような事態に、あなた一人で対応できるでしょうか?】
・自宅の火災
・不審者の侵入
・留守番中の子どもに緊急事態
・就労中に災害発生
・近隣住民とのトラブル
・行政とのトラブル
・家族の安否確認や避難支援
などなど、地域との繋がりがないと、孤立するリスクが高まります。
近隣から孤立して、本当に身近に迫る危機に対応できるでしょうか?
【まとめ:町会加入は“災害対策の第一歩”】
町会への加入は、単なる義務ではなく、自分と家族を守るための選択肢です。
「めんどくさい」「関わりたくない」と思う前に、災害時の現実を想像してみてください。