まっさんのなんでもブログ 公明党チャンネル「2025年12月2日 政治改革はどう進む? 定数削減・政治とカネ・税制を公明党が語る」をテキスト要約
西田幹事長は、政治改革の核心となる「定数削減」「政治とカネ」「税制改正」など、国政の重要課題について最新の見解をお伝えしました。

政治改革はどう進む? 定数削減・政治とカネ・税制を公明党が語る
本日の公明党 幹事長会見では、政治改革の核心となる「定数削減」「政治とカネ」「税制改正」など、国政の重要課題について最新の見解をお伝えしました。与党協議が続く税制改正、さらに国会で焦点となっている定数削減や企業団体献金の議論まで、多岐にわた...
不祥事対応と政党ガバナンス
- 徳島県議会議員・古川広志の不祥事(性的事態撮影等処罰法違反容疑)について、厳正処分を進めると表明。
- 被害者への謝罪と再発防止を強調。
- 「働かない議員を削減する」という定数削減論に対し、議員は国民の代表であり、単純削減は民意の削減につながると警告。
税制改正への立場
- 公明党が重視する税制改革項目:
- 奨学金税制の創設
- 自動車ユーザー負担軽減
- 年少扶養控除の復活、高校生世代の扶養控除継続
- 中小企業への賃上げ促進税制の維持(縮小は誤ったメッセージになると批判)
定数削減と選挙制度改革
- 定数削減は否定しないが「選挙制度改革とセットで議論すべき」と繰り返し強調。
- 公明党が理想とする制度:
- 連用制(比例票を有効活用する方式)
- 都道府県単位の単純比例代表制
- 自民・維新の「小選挙区25・比例20」「比例50削減」案に対し、目的や根拠が不明確で乱暴と批判。
- 公明党は「民意反映のバランス3:2(小選挙区:比例)」を重視。
政治とカネ(企業・団体献金規制)
- 公明党・国民民主党で規制強化法案を提出済み。
- 政党支部への献金が法定上限を超え返金する事例が報道され、規制の有効性が裏付けられたと指摘。
- 定数削減よりも「政治資金規制の結論を優先すべき」との姿勢。
野党連携と「中道改革」路線
- 公明党は「中道改革勢力の軸」を掲げ、5つの柱を提示。
- 「中道改革ビジョン検討委員会」を設置予定。
- 与野党を超えた「中道の塊」形成を目指す。
補正予算への対応
- 問題意識:
- 家計支援が不十分
- 産業支援の基金積み増しは補正予算として妥当か疑問
- 修正案提出を検討中。他党との連携が不可欠。
- 政府対応次第で賛否を判断(修正反映ゼロなら反対もあり得る)。
- 会期延長は現時点で不要だが、政治資金規制など「政治インフラ」議論の結論を出す必要性を強調。
水俣病救済法案への立場
- 野党6党提出の新法案について説明を受けたが、公明党は疑問点を提示済み。
- 主な論点:
- 水俣病の定義拡大(感覚障害がなくても対象とするか)
- 廃止責任の扱い
- 回答待ちの段階であり、慎重姿勢。
総合まとめ
この動画で公明党は以下の三本柱を明確に打ち出しました:
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政治倫理とガバナンス強化
- 不祥事への厳正処分、政治資金規制の優先。
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生活者支援の税制改革・補正予算修正
- 奨学金税制、自動車負担軽減、扶養控除復活、賃上げ促進。
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選挙制度改革と定数削減の一体議論
- 単純な削減ではなく「民意反映」を重視。連用制・比例代表制を提案。
さらに「中道改革勢力の軸」を掲げ、与野党を超えた連携を模索。水俣病救済法案など社会的課題にも慎重に対応する姿勢を示しました。


