まっさんのなんでもブログ 「公明党チャンネル動画 2025/9/11 参院選総括報告 西田幹事長記者会見」をテキスト要約

2025/9/11 参院選総括報告 西田幹事長記者会見
11日、西田幹事長は会見で、参院選の総括について言及しました。#おすすめ #参院選 #裏金 ◆ チャンネル登録はこちら↓◆ 公明党のサブチャンネル◆ ホームペー...
選挙結果の概要
- 東京都議選(6月22日):27名擁立 → 19名当選(3名落選)
- 参院選(7月20日):神奈川・埼玉・愛知で現職落選、比例票は521万票(前回比97万票減)
- 与党として参院で過半数割れ → 厳しい結果と総括
総括のキーワードと分析
幹部が全国各地で意見聴取を行い、以下の3つのキーワードに集約:
- 共感:有権者の心に響くメッセージが不足、公明党らしさの発信が弱かった
- 参画:多様な層が参加しやすい開かれた党組織の必要性
- 拡大:組織力と支持基盤の底上げが急務
課題認識と背景分析
- 自民党支持層・無党派層からの信任不足
- 若年層(10〜30代)・現役世代(40〜50代)で支持が伸び悩み
- 与党への逆風、政党多様化、既存政治への拒否感
- 消費税軽減税率の政策調整遅延が影響
今後の改革方針(3本柱)
① ブランディング・広報体制の抜本改革
- キャッチコピー策定、媒体運用の再編
- 予算・人員の重点配分
- デジタル強化、ファクトチェック体制の整備
② サポーター制度・学生部創設
- 緩やかな応援団としてのサポーター制度導入
- 高校生・中学生も含む若年層との接点強化
- 生成AIエージェント導入で地方議員の市民対応を支援
③ 中道改革勢力としての政策軸強化
- 「2040ビジョン」完成版の策定
- 科学技術予算倍増、奨学金減税、予防医療、平和構想などの政策実現
若年層への対応強化
- 対面型「ユーストークミーティング」の拡充
- SNS戦略の再構築(政策は評価されても党名が知られていない)
- 学生部創設・サポーター制度を通じて接点を広げる
自民党との協力関係について
- 地域ごとに課題あり、選挙協力は「Win-Win」であるべき
- 信頼関係の構築が鍵、政策協力と選挙協力の両輪が必要
今後のアクションプラン(大型選挙に向けて)
- 地上線・空中線・ネット線の強化
- チーム3000のネットワーク力強化
- SNS発信力向上、若年層との対話強化
- 人材育成機関の設置検討
立党精神の再確認
- 「大衆とともに語り、戦い、死んでいく」精神の普遍的価値を行動と結果で示す
- 分断か共生か、日本の進路は国民一人ひとりの選択に委ねられている
- 公明党は「責任ある中道改革勢力」として安心と希望を示し続ける決意
国会議員の反応と改革の進捗
- 総括文書は「想像以上に厳しい内容」との声あり
- 「いつまでに実行するのか」との質問も出たが、学生部やサポーター制度はすでに検討・準備開始済み
- 実行時期については早期の立ち上げを目指す
不記載議員推薦問題への認識
- 各方面から「精錬な党イメージを損なった」との指摘多数
- 今後の推薦方針は、こうした声を重く受け止め、選挙状況を踏まえて総合的に判断する方針
国民の政治不信の背景
- 物価高・長期デフレによる生活苦が不満の根源
- 既存政党が十分に応えられていないとの認識
- 微調整では不十分 → 中道改革勢力として根本的な対応が必要
サポーター制度の具体像
- 党員制度とは異なる「ライトな応援団」構想
- SNS中心で誰でも無料参加可能、紹介不要
- デジタル会員証の発行なども検討中
- 若年層中心に「ファンクラブ的」な仕組みを目指す
政策調整の遅延と影響
軽減税率
- 福祉重視の立場から導入は適切だったと評価
- ただし議論過程の見せ方が不十分で「ぶれた」との印象を与えた
- 政策調整の遅延が有権者の理解を妨げた可能性あり
給付金
- 給付に関しては「遅延はなかった」と認識
- 減税とのセットで訴えていたが、選挙では「減税か給付か」の構図になり、若干のズレが生じた
執行部の責任と人事
- 執行部交代を求める声は現時点ではなし
- 幹事長自身「責任は極めて重い」と認識し、代表にその思いを伝達済み
- 国会対策委員長は佐藤氏から中川氏へ交代(佐藤氏は北海道4区出馬準備のため)
他党との連携と今後の姿勢
- 立憲民主党・維新・国民民主など他党とも積極的に意見交換
- 中道改革勢力の軸として、政策前進のため汗をかく姿勢を強調
- 斉藤代表の連立発言は「政策・理念の一致が前提」とする一般論であり、誤解を避ける姿勢
総括の締めくくり
- 今後の改革は「行動と結果」で信頼回復を目指す
- 公明党は「責任ある中道改革勢力」として国民に安心と希望を示し続ける決意